実用英語技能検定【英検®】

大学入学共通テストへの英語民間検定試験の導入(大学入試英語成績提供システム)は二〇二四年度の実施を目処に延期されることになりました。

 

2021年度入試から大学入学共通テスト開始!

2020年度に高校3年生になる現在の高1生からが対象!

 

英検CBTとは

 

英検CBTとはコンピューターを使って受験する英検で、英語外部検定利用入試に利用できます。

2020年度以降は「大学入試英語成績提供システム」の対象にもなります。

英検は従来、ペーパーテストと面接で試験を行ってきましたが(従来型)、2014年度に英検CBTを開始、2018年8月にリニューアルし、実施規模を拡大しています。

問題形式や合否判定、合格によって得られる資格は従来型の英検と同じです。

 

【英検新方式】「英検2020 S-Interview」「英検2020 1day」

2020年開始の「大学入学共通テスト(新テスト)」に使用する、実用英語技能検定(英検)の新方式である

「英検2020 2 days S-Interview 公開会場実施」

「英検2020 S-Interview 1日完結型-高校2年生しか受験できません」

は以下の通り。

受験対象者は「入試を控える受験生」であり、「合否に関わらず、受験生は全て4技能を測定

形式   英検2020 2 days S-Interview(公開会場実施)  英検2020 S-Interview(1日完結型)高校2年生しか受験できません
略称 英検2020 S-Interview  英検2020 1 day
対象 入試を控える受験生のみ 入試を控える受験生のみ
実施日数 2日間にわたって受験 1日ですべて受験
Speaking
形式
試験官と対面で受験 コンピューターを使用して受験
実施開始年度 2019年度 2019年度

「大学入試英語成績提供システム」を介した入試対応には、

高校2年生のみ「英検2020 1 day S-CBT」

又は

誰でも「英検CBT」

を受験してください。

※「大学入試英語成績提供システム」を介さない場合、引き続き英検(従来型)を受験できます。

 

私立大学での一般入試をはじめ、「大学入試英語成績提供システム」を介さない学入試では、従来型の英検を利用できます。

 

「大学入試英語成績提供システム」

 

 2021年度入試から大学入学選抜における外部資格・検定試験の活用を支援するために独立行政法人大学入試センターが設置している仕組みです。

 

 大学入試英語成績提供システムを通じて大学に提供される項目

 

全資格・検定試験共通

「総合CEFR段階別表示」

「総合スコア」

 

一部の資格・検定試験

「4技能別のCEFR段階別表示」

「4技能別のスコア」

「級の合否」

 

英検CBT日程

・月に1回実施

・同じ級の受験を毎月申し込むことはできない

・英検CBTの試験は4ヵ月ごとに回次が区切られている

 4~ 7月実施分-第1回検定

 8~11月実施分-第2回検定

 12~3月実施分-第3回検定

※同一級の申し込みは各検定回につき1回のみ可能

 

ダブル受験

接近した2つの級を受験するダブル受験は、同一の検定回の中でも可能です。

同試験日の午前中にある級を、その日の午後に接近の級を受験したり、ある級を受けた翌月に接近の級を受験したりすることが可能です。

 

従来型との併願

英検CBTと従来型英検で併願(同じ級を申し込むこと)ができます。

同一級の申し込みの場合は英検CBTは年3回の検定回ごとに1回ずつ、年に3回受験可能です。

年に3回行われる従来型英検と併願すれば、同じ級を受験できるのは最高で年6回です。

 

英検CBTで受験できる級と受験料

試験級  受験料

準1級 9,800円 準1級は2019年11月より実施

2級   7,500円

準2級  6,900円

3級    5,800円

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