2024年私立医学部試験科目・配点

私立医学部試験科目・配点

2024年令和6年 私立医学部試験科目・配点

一般選抜の募集人員に変更がある大学

2024年度一般選抜で募集人員を減らす大学は、

東京医科大学(79名→74名)、

大阪医科薬科大学・前期(75名→68名)、

兵庫医科大学・一般A(約73名→約69名(内2名増員申請中))、

産業医科大学(約80名→約70名)。

いずれも学校推薦型・総合型選抜の募集人員を増やす関係で一般選抜を減員。

 

獨協医科大学は新たに後期入試を新規実施。

募集人員10名で後期入試を実施。

これにより、一般前期(57名→52名)に、共通テスト利用選抜(10名→5名)にそれぞれ減員。

一般選抜の試験方法に変更がある大学

大阪医科薬科大学・前期と後期の数学の試験時間が100分→90分。

 

近畿大学は、前期の数学の出題方法が医学部独自問題→他学部の同一の入試問題となり、英語と同様にマークシート方式に。

試験時間60分は従来通り。

一般選抜(後期)は従来通り、医学部独自問題の記述式。

 

日本大学はN第1期とN第2期の2次試験で実施する面接点が60点→30点。

 

福岡大学は小論文の試験時間が60分→50分に。

大学入学共通テストの試験科目・配点変更がある大学

獨協医科大学は、英語・数学・理科2科目に加え、国語(近代以降の文章)を追加し、400点満点→500点満点に。

2次試験日は、新規実施する一般後期2次試験と同日に。

 

杏林大学は、英語・数学・理科2科目に国語(近代以降の文章)を追加し、英語と国語の2科目受験した場合は、高得点の科目を合否判定に使用。

国語の配点が、100点→200点に換算されます。

 

日本医科大学は、「共通テスト(国語)併用」を一般選抜(後期)→一般選抜(前期)に移行。

さらに、英語4技能の評価を加えるとホームページで発表しています。

 

産業医科大学は、第1次学力検査である大学入学共通テストの配点が変わります。

地歴・公民が60点→40点に、理科2科目が60点→80点に。

また、一般選抜方法がA方式からC方式の3方式に拡充。

募集人員は、A方式約60名、B方式5名以内、C方式5名以内でA~Cは重複出願可能。

選抜方法は、A方式(共通テスト+個別学力検査+小論文)、B方式(個別学力検査+小論文・面接)、C方式(共通テスト+小論文・面接)となり、多様な選抜方法。

私立大学医学部医学科

  日程 令和6年度(2024年度)入試 変更内容
獨協医科大学 共通テ 【英※L、数AB、国(現)】《物、化、生⇒2》 国語増
  共通テ 「栃木県地域枠」の廃止 方式廃止
  一般 前期(埼玉県、茨城県、新潟県)の地域枠
後期
新規実施
杏林大学 共通テ 【数AB】《英、国(現)⇒1》《物、化、生⇒2》 必須だった英語が、国語との選択へ変更
東京女子医科大学 学校推薦型 「指定校推薦」の廃止 方式廃止
東京医科大学 学校推薦型 全国ブロック別 新規実施
日本医科大学 グローバル特別選抜 出願要件 【新設】英語資格・検定試験が出願要件になる
藤田医科大学 ふじた未来入試 高3枠・独創一理枠 方式変更
大阪医科薬科大学 学校推薦型 公募制推薦入試(専願制) 新規実施
産業医科大学 総合型 共通テストを課す選抜(10名) 総合型を新規実施
  学校推薦型 ①1校から推薦できる人数:制限なし
②学習成績の状況:評価4.3以上。
※既卒1年の者は前年度共通テスト成績(大学指定教科科目の得点80%以上)も可
出願資格の変更
  一般、共通テ 70名(共通テA60名、一般B5名、共通テC5名) 募集人員の変更
  共通テ ●共通テA(出願締切:1月12日)
<1次>共通テスト、大学独自の学力検査(2月12日)
<2次>小論文、面接(3月12日)●共通テC(出願締切:2月29日)
<1次>共通テスト
<2次>小論文、面接(3月12日)
1→2回実施
  一般 ●一般B(出願締切:1月19日)
<1次>大学独自の学力検査(2月12日)
<2次>小論文、面接(3月12日)
新規実施
  共通テA方式 共通テ:【英※L、数AB、国】《物、化、生⇒2》《地歴B、公⇒1》 理科1→2

 

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